北陸パブリックメンテナンス

採用情報インタビュー(管理職)

積極的なコミュニケーションで
安全で楽しく働ける環境を目指す
T.U上越支店 次長/2007年中途入社

現在の仕事内容は?

道路維持作業の監理技術者として、工程表を作成したり予算をまとめたり現場の管理を行っています。工事の人員配置や使用する機械の手配、作業中の安全管理なども業務となります。また、災害が発生した時の対応も仕事となります。人的被害がでないように通行の規制をしたり、人員や機材を手配して復旧作業にあたったりもしています。

この会社に就職を決めた理由は?

前職で10年近く建設業に勤めていて、下水道や圃場の整備など、造る仕事をしていました。建設業界への風当たりが強かった時期で、勤めていた会社が廃業してしまったんです。それで、職探しをしている時にこの会社を知りました。前職の経験を活かせて、公共物の維持管理は社会的になくならない仕事で安定感もあると思い、入社を決断しました。

どのようなところで仕事のやりがいを感じますか?

維持・メンテナンスは、地味な仕事ですが、例えば道路に落ち葉があれば自転車で転倒する人がいますし、石が落ちていたらバイクで転ぶ人や飛び石で車のガラスが割れて困る人がいるかもしれない。市民のみなさんの安全や快適な環境を守る仕事と考えると、社会的に必要な仕事だと感じます。あとは実際に、道路や側溝がきれいになったり、堤防の除草作業で見通しが良くなったりした現場を見ると、とても達成感がありますね。

仕事上で印象に残っているエピソードは?

2024年に発生した能登の豪雨災害で出動して、現地で復旧作業にあたった時のことは、忘れられない経験です。時間が限られた現場だったので昼休憩をとらずに作業を続けていたところ、その様子を見ていた地元の方から、「復旧作業ありがとう。これ食べてください」とお礼の言葉と作業員分のおにぎりをいただきました。

仕事をする上で大切にしていることは?

人と人の繋がりがとても重要な仕事ですので、同僚や協力会社の方など一緒に現場で働く人たちと積極的にコミュニケーションをとって、いかに楽しく作業できるかを心がけています。また何より大切なことは安全ですので、少しでも劣悪な作業環境と感じた時には、躊躇なく作業を中止する覚悟も常に持っていますね。

新入社員や周りの社員へどのようなフォローをしていますか?

自ら見て、聞いて、経験した知識こそが現場で生きると思いますので、手取り足取り指導するよりも私は、自主性を大切にしています。コミュニケーションを図って新入社員が質問しやすいような雰囲気づくりと、質問された時に納得してもらえるような答えをしっかり持って教えられるように、私自身も勉強を欠かさないようにしています。

仕事の大変なところは?

緊急時の対応ですね。通常の維持管理でも道路や河川でトラブルがあれば出動しないといけませんが、現在は当番制になったので、かなり休日出動は減りました。ただ、災害が発生した時は、待ったなしです。能登の水害の際も休みの土曜に連絡がきて月曜には現地で復旧作業でした。災害対応は、現地の状況が事前に分からないですし、臨機応変な対応が求められます。

今後の目標は?

建設業の従事者の人手不足が進むなかで、現在の作業をいかに機械化できるかが大きな課題です。人の力に頼った今のままのやり方を続けていては、いつか現場が行き詰まってしまいます。これまでの経験に加えて積極的に新しい技術を取り入れて、DX社会でも活躍できる人材でありたいです。頑張って勉強しないと駄目ですけどね。