「インフラの町医者」として
道路を守り人の暮らしを支える

2014年中途入社 | 本社工事部主任

塩原 雄太YUTA SHIOBARA

人の暮らしの役に立つ仕事。

前職の土木工事での経験を活かして、人の暮らしの役に立つ仕事がしたいと思い、転職活動をしていたとき、先輩に当社を紹介してもらいました。モノを作る土木とは違って、道路の維持管理を行うのは目立つ仕事ではありませんが、円滑な交通を守るために必要なこと。その仕事は「インフラの町医者」ともいわれると聞き、入社を決めました。今は、国道7号・8号・49号・113号・116号の新潟県下越エリアにおいて、道路の路面・路肩・排水施設の清掃、交通事故や落下物の処理を行っています。実際の作業は協力業者が行い、私たち社員は業務全般の管理を担当します。1班数人~十数人で作業に当たるので、コミュニケーションをとること、全体のスケジュールを把握することを心がけています。

作業風景

最難関は新潟バイパスの管理。

道路維持では、固定の現場で作業ではなく、日々、時には時間単位で移動しながら作業をします。その場所によって交通車両の規制方法や作業方法が変わるので、毎回、気が抜けません。特に、日本でも有数の交通量を誇る新潟バイパスでの作業は、難易度が高いです。交通に支障をきたさないよう車両の通行は止めず、かつ、作業者の安全を守り、作業の効率を高めなければならないので、作業エリア確保のための規制については、様々な状況を踏まえて考え、一般車の目線からわかりやすさを考えて設定します。現場の作業がスムーズに進み、無事故で完了した時は、大きなやりがいを感じます。

作業風景

目標は信頼される現場代理人。

入社後に2級土木施工管理技士資格を取得し、現場代理人を務めるようになって3年目になります。当社では、社外の研修として、官民学連携の若手技術育成協議会の講習に参加し、認定を受けるという学びの機会があります。私も昨年参加し、インフラ再生について広く学び、新たな知識を得ることができました。こうした経験も活かして、将来的には、1級土木管理技士資格を取得し、発注者と協力会社の双方から信頼されるようになりたいと思っています。